モデルに必要なポージング

モデル ポージング

 

ファッションショーでのランウェイ以外にも、モデルは被写体として撮影をされる事も多いのですが、モデルが求められるものはスタイルやルックスだけでは無い。撮影するもののテーマに合ったポーズをとれるかが重要になってきます。

なのでモデルを目指す方は、日々、鏡の前に立ちポージングを練習しているか、これから練習しようと思っているけど、どんな風にポージングの練習をしたらよいのか?と今後の参考にこのサイトを開いた方もいるのではないでしょうか?

そんなモデルを目指す人、またはモデルとして活動しているけど、勉強熱心で更に良くするために、今回はポージングについて説明します。

 

 

■ポージング中の呼吸方

 

モデル 撮影時の呼吸

 

カメラマンがカメラを構えて撮影する時は、鼻で息を吸ってリラックスすると自然な表情をする事が出来ます。

さぁ撮るぞって時に鼻から息を吸う事で体の緊張をほぐし、力みの無いポージングをしましょう。無理に表情やポーズを取るのではなく、まずは大きく深呼吸をして肩の力を抜きリラックスです。

 

 

■基本となる立ちポージング

 

モデル 基本ポージング

 

まず、宣材写真などで使われる基本となるポージングを4パターン紹介します。

 

1つ目は、足を長く見せたい時は、足をクロスさせます。クロスさせる方の足は少し前に出す事で、スネが長く見せる事が出来ます。クロスさせてない方の手を腰に添えましょう。その時に身体と肘の間に空間を作りましょう。身体と腕の空間があるとクビレがあるように見せる事が出来ます。例えば、左足を前にクロスさせたら、右手を腰に添える形になります。

 

 

2つ目は、片足を軸にして、軸足のふくらはぎにもう片方の足のふくらはぎを添えてみましょう。添える方の足は軽くつま先で立ち、膝を少し内側に入れてあげると足をキレイ写すことが出来ます。両手とも腰に添えてみましょう。

 

 

3つ目は、片足だけを横にひらくポージングですが、この時の注意点として足の方向は常にカメラマンの方に向くようにしましょう。太ももを前から写すことで細く見えるからです。このポーズも横に出した足と逆側の手を腰に添えましょう。例えば、右足を横に出すのであれば、左手を腰に添える形になります。鏡を見て何回も練習し、自然と足を置けるように練習しておきましょう。

 

 

最後に、足を後にクロスするポージングです。クロスした足はつま先で支える感じです。足の間に三角形を作るイメージでポージングしてください。後ろにクロスした反対側の手を腰に添える様にしましょう。例えば、右足を後に持って行ったのであれば、左手を腰に添えてあげましょう。

 

 

まずは基本となるこの4パターンをフラフラしない様にポージング取れるようになるまで鏡の前で練習してみましょう。

 

 

■ポージングに必要とされるもの

 

広告モデルに必要な表情

 

基本となる4つのポージングを説明しましたが、実際の撮影ではもっと細かな所まで考える必要があります。それは何かというと、服に合わせたポージングや表情を自分なりに考えて表現する事が出来るかという事です。

また企業広告などで使われやすい雰囲気がある事を知っておくと、またひとつ違いが出せると思うので、お伝えしたい事が、幸せそうな雰囲気を出すという事です。企業は良いイメージを自社の広告で抱いて欲しい為、内から出る幸せな感じを持ったモデルさんはオーディションで強いです。

例えば、服のコマーシャル撮影ひとつにしても、自分が気に入って買った服を家に帰ってひとりファッションショーをして嬉しい、楽しいって感情がわかるような表情をモデルがしていたら、当然その服を買いたいと思う人は増えますよね。

企業は、モデルが可愛く見える事よりも、その商品がより良く見せる事が出来るモデルを求めているという事を常に意識して、オリジナリティのある最適なポージングが出来る様になれば、他のライバルモデルと差をつける事が出来るのです。

緊張を乗り越えて、撮影をどのモデルよりも楽しめるようにしましょう!

 

 

■軸足を基準に回転する

 

モデル ポージングを増やす

撮影中いろいろなポーズを取るかと思いますが、モデルが正面ばかりを向いている写真では、バリエーションも少ないし、見える服の角度も一定でつまらないものになってしまいます。ここで覚えておいて貰いたいのが、軸足を中心に回転してポーズを決めるという事です。軸足に重心をのせ、もう片方の足には体重を載せない様にして下さい。

撮影中はその軸足を中心に少しずつ回ってポーズをすると、一気にポージングのバリエーションが増えていきます。少し回転、手や足のポーズを色々変える。また少し回転して手や足のポーズを色々変えるの繰り返しです。左右軸足を変える事が出来れば、さらに多くのバリエーションを増やす事も出来るので、上手く取り入れてポージングの幅を増やしましょう。頭で考えずにポーズが取れるように自然と動けるようになるまで練習ですね。

 

 

■ポーズがキレイに見える様にスタイルキープも

 

スタイルキープ

 

厳しい事を言うと、いくらポーズが上手くてもスタイルが良くなければ全て台無しになる事もあります。モデルである以上、自分の良い状態をキープしてこそプロと言えます。ダイエットに関してはモデルにおすすめのダイエット方法モデルにおすすめのダイエット方法#2にて紹介していますので、そちらの方も気になる方はご参考にしてみて下さい。

 

いつでもベストのポージングが出来る様に練習をしてれば、きっと自然なポージングが出来る!